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数学の過去問テストから見えてくることって・・・?

2018/09/20

昨日の中学3年生の数学です


全員で、V模擬の過去問を二日続けて

やることにしました


数学大好きなA君が

『ねぇ、先生、数学の過去問をやりたい』

ということで、

一昨日の数学の偏差値テストの過去問が

好成績で、あと一歩で100点だったから

気分も乗っていたのでしょう


他のお子さんもそろって高得点でした

よって、誰も異議なしです


やってみて大正解!

全員が意気消沈!という結果だったからです

(2名だけが嬉しいことにしぶとく、

そこそこの点数でしたが)

一昨日の試験は【総進】で昨日の試験は【進研】です


ご存知の方もおられるかもしれませんが

両者(両社)はレベル差が大きいんです


問題の質が違います

【進研】の方が圧倒的に難問が多いんです


問題にもよるんですが

平均点で20点ぐらいの差があるのが普通です


さて、『やってみて大正解!』というのは

『数学は当てにならない!』

『入試本番でも数学は当てにならない!』

『これからの入試戦略は理科・社会・英語だ!』

ということが

今回の過去問のテストで痛いほど

分かってくれたからです


一昨日の

『俺って(私って)、最近数学もいけるんじゃない!』

という甘い気分を一掃してくれました

難しい年の入試(公立高校)では

数学で70点以上取れるお子さんは

10%以下でしょう

つまりほとんどのお子さんが

50点~60点の間に集まるんです

ということは

半端な『オレ、数学得意だから!』ぐらいでは

他者に差をつけられないんです

千葉県の数学の入試傾向としては

どんなに難しい年度でも

誰でも解ける問題が50点分くらいは

チャンと用意してあります

だから数学超得意なお子さん以外は

悲しいかなドングリで並んじゃうんです

問題作成者の見事なまでの采配です


ここが【進研】という業者の上手い会社方針です

【進研】は千葉県の公立高校入試に酷似している

年度が多いんです

そんなわけで

塾生諸君には酷でしたが

これで

やっぱり、俺は理科・社会・英語で点数を取ろうかな』

・・・・という気になってくれたら

昨日の試験も意味がありました

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